新宿区神楽坂の税理士ブログ

2015.10.22更新

良い貸借対照表とは?(その2)の続きです!

ではでは、B社の貸借対照表は、なぜ不健全な状況になってしまったのでしょうか?

 

むしろここからが本題です!これからビジネスを始めようというあなた!順調なスタートを切るためには、以下の点に気をつけてください!!

 

まず、直接の原因は、建物という回収にとても時間のかかる資産を買うのに、短期の借入をあてがってしまったことですよね。

借入をする時は、何を買うための借入なのか、いつ頃までに返せるのか、をよく考えなくてはいけません。

ですから、たとえば建物を買うためにお金を借りるならば、必ず長期の借入をする必要があるのです!

 

では、なぜB社では長期の借入をすることが出来ず、短期返済の借入をすることになってしまったのでしょうか。

これについては、資本金(自分が出した元手)が大きなカギを握っています。

銀行だってお金を貸す以上は、必ずそれを回収しなくては!と思っているわけですから、

「この人なら絶対に返してくれるだろうな」と思う相手には、長期の貸付を沢山してくれるでしょう。

でも、「この人はちゃんと返してくれるか分からないな、ちょっと心配だな」と思う相手には、貸してくれたとしても短期の貸付を少しだけ、ということになるのです。

ここで、銀行がその人にお金を貸して安心か、心配かを判断する時に重要な要素となっているのは資本金の金額なのです。

つまり、資本金が大きければ銀行の安心レベルが高まり、長期の貸付でお金を借りることができるけれど、資本金が小さいと銀行の心配レベルが高まり、長期でお金を借りることが難しくなるのです!!

 

さらには、買った建物の金額(400円)と資本金(100円)の金額のアンバランスも問題です。

沢山の設備投資をするならば、それなりに自分の元手を厚く用意しなければいけないということです。

「あまり元手は用意できないけど、大々的にビジネスをスタートしたい!」と思っても、お金を借りるのが難しくなってしまいますからね。

 

資本金は1円からでも会社を設立できる時代になりましたが、

豪華な内装をして店舗をオープンさせたい!とお考えのようでしたら、資本金は厚めにしておいた方がその後のビジネスがスムーズにいくと思いますよ!!

投稿者: 神楽坂公認会計士税理士事務所